会社等の新築や開店されたお店のお祝い等で贈り物としてよく使われる胡蝶蘭ですが、多くの方が使われる理由を知っていますか?
また高級感が溢れる胡蝶蘭ですが、いざ相手に贈ろうとしても、マナーがあることを知らない方も多いと思います。
マナーを知っていると、どんな場面でどのような胡蝶蘭を選ぶか見つけやすいと思います。
ここでは、相手に失礼にならない贈り方で是非知っておきたい事をお伝えたしたいと思います。
胡蝶蘭をお祝いで贈る意味は?
胡蝶蘭の花言葉には、「幸福が飛んでくる」「純粋な愛」が有ると昔から言われています。
この花言葉から、胡蝶蘭の鉢植えをお祝いに贈ると「相手のこれからの幸せを祈ること」につながるとされているので贈り物として数多くの場面に登場してくる事になります。
この様な理由から、胡蝶蘭の鉢植えは各種オープン祝いや改装新築祝いなどのビジネス関係だけではなく、記念日や誕生日、お祝いなど様々な場面でお祝いの贈り物に選ばれています。
また鉢植えには、根付くと言われていますので、会社の場合ですと、その地に根を張って仕事をするという意味があります。
胡蝶蘭をお祝いで贈るときの色に気をつけること
胡蝶蘭には、約50種類ほどの品種があるとされており、色も白、ピンク、黄色、紫、リップなど花色が幅広くあります。
白色の胡蝶蘭
お祝い胡蝶蘭の定番色となっています。どのような場面でも相手に不快な思いをさせる事無く安心して贈ることができる色となります。
このような理由で、ビジネス上での利用される方が多く選ぶ色となっています。
贈るお祝い場面としては、開店祝い、新築祝い、開業祝い、引越祝い、父の日、母の日などがあります。
リップの胡蝶蘭
白い花びらと、赤い唇弁の組合せが特徴になった花です。
紅白の組合せの花合いになるので、縁起が良いお花と言われますので、お祝いの場面で重宝されます。
ピンク色の胡蝶蘭
見た目が華やかですので、仕事場を明るい雰囲気にするために利用される方も多いです。
贈る場面としては、白色の胡蝶蘭とほぼ同じと捉えれば良いです。特に女性社長さんの会社に贈るときには、ピンク系を好む社長さんが多い事を考慮すると、他人と少し差をつけることも出来るとされています。
黄色の胡蝶蘭
多くの白系を贈る人と違って、ちょっと違う色となるので印象を持ってもらうために選ぶ方もおられます。
特徴として、温かみが感じられます。
あまり多くは流通していない商品ですので、他の会社との差別化にはもってこいと言えます。
色は優しいブルーなのでどんなお店、シーンでも合うので贈り物としても喜ばれます。
是非が何でも相手に印象を根付けたいと思うときに選ぶと良いでしょう!この色のお花は希少品とされ市場にはまず無い為、喜んでいただけること間違いなしです。
色は特殊な技術によって染色されていますが、花持ちは普通の白の蘭と変わらないです。
胡蝶蘭でお祝い!贈るマナーについて
先方の開店祝いなどの時に注意しておきたいことに、贈る先の会社の名称、役職名、名前等の間違え無い事が大事です。
お店にお願いしても最終確認は、ご自身で行いましょう。
色について
赤色のラッピングにも注意する必要があります。他人様の会社より贈り物を引き立てる方法と捉える方もいらっしゃいますが、開店したオフィス等の会社に赤色系の物を贈る
ことは、赤字を意味する不吉な色となってしまいます。
また、個人等の新築祝いにも避けましょう。火事を連想させてしまうことが注意する理由です。
胡蝶蘭は、鉢植えになっていますので、いくら綺麗な花でも。病院に入院等されている方の所には持って行かないようにしましょう。
本数について
これと言った規定や縛りは有りませんが、3本立て、5本立て、7本立てが一般的です!
各贈る人の立ち位置について考えて選べば良いでしょう。しかし、過剰な状況になってしまうと相手から警戒されることにも繫がってしまうので、程々にする事を考えましょう!
・3本立ての胡蝶蘭
一番選ばれる本数です。
小規模な店舗や個人宅にも飾りやすい大きさとなります。
・5本立ての胡蝶蘭
華やかになりますし、贈る人の中でも目立つ存在になってきます。
飾るスペースも広くなります。
・7本立ての胡蝶蘭
相当なボリューム感が出ますが、取り扱うお店も限定されます。
あまり懇意な状況で無い会社等にアピールする時に使われらる方もいますが、あまりの豪華さに退かれてしまうことも有るので要注意して贈ることを考えた方が良いです。
大型店舗や大企業のどの広い場所で重宝されます。
胡蝶蘭の見栄えについては、上記であげた本数でも大夫変わってきます。
こちらの印象を強烈にアピールしたいと考えますが、相手のオフィスのスペースも考慮して贈りたいものです。
まとめ
いろいろな思いを込めて贈りますが、白色系を選んでおけば無難ですし、香りがあまり気にならない花ですし、日持ちするので重宝されます。
マナーを確認した上で、一言メッセージを書いて贈れば相手に必ず喜ばれます。