国から表彰される名誉がある勲章には、叙勲(じょくん)や受章(じゅしょう)、勲章(くんしょう)、褒章(ほうしょう)などがあります。
誰もが表彰される事では無いので、近くにいる知人が勲章や受章をされたら、どの様にお祝いなどをすれば良いか戸惑うこともあるかと思います。
また、どの様に対応すれば良いのでしょう?
ここでは、招待されて一番に迷ってしまうと思う、お祝い金についてまとめてあります。
少しでも参考になれば嬉しいです。
叙勲の祝賀会に呼ばれた時の会費は?
知人から何かの招待状のような封筒が送られてくると何がおこったのかと思いますね!
結婚適齢期の友人でしたら、結婚式かと想像できますが・・・
結婚式以外の招待状って、もらったことが無い人も多いこと思います。
ですので、中身を見ても何の事だと思ってしまう人も。
叙勲のうち、「旭日章(きょくじつしょう)」は顕著な功績を上げた人、「瑞宝章(ずいほうしょう)」は公共的業務に長年従事してきた人が対象となりますので、誰でもいただける章ではありません。
封筒を開け、案内文を見てみるとお祝い事だと書かれているので、何の事か直ぐわかりますが、最近の傾向として文章を見ていくと気になる言葉が書いてあります。⇒「会費」、「会費制+金額」、などです。
このような文字になれていない方も多いので、どの様に対応したら良いは次のとおりです。
会費制で行われるとだけ、書かれている場合
金額のことは、何も書いていないので会費の他にご祝儀を持って行くのかと迷う人もおられます。この場合には、会費と書かれているので、会費以外は不要となります。
お祝いの内容や会場によって違って来ますが、相場としては5千円から5万円ほどと言われています。親戚などの親族は、もっと多くなることもあります。
会費制(金額)が記載
金額が書かれていると、変な心配をしなくて良いので安心です。このような場合は、招待状(案内状)に記載されている金額だけで良いです。
その他
会費制のときには、会費がお祝い代わりとなりますが、先輩格の人が招待されることもあります。このような場合には、会費に見合う額か、それ以上の額のお祝いを贈る事がマナーとなってきます。もし、金額が予想も出来ない良きには、発起人に連絡してみて確
認することをお勧めします。
祝賀会で会費を納める渡し方
ここでも多くの方が迷いますし、良く解らないこともあります。
当日、受付が設けられていますので、そこで渡すことになります。
会費制の場合
お祝い金も兼ねていると解釈して良いので、現金のみを持参すれば良いです。
受付で、財布から取り出したそのもののままで良いとされていますので、ご祝儀袋に入れる必要はありません。
ですが、端から見ているとちょっと、しわくちゃなお金を出す方もおれれます。このようなお札では、見た目も良くないので別の封筒に新札を入れて持参される方もおられます。
受付で対応されている人は、やはり綺麗なお札の方が好印象のようです。また、会社関係の受章者の場合では、その受章者の会社の方が受付をしていることも有るので気を配っておくと後ほど、好印象と印象づけられる事でしょう。
別の封筒に入れていった時のことですが、自分で封筒から出して渡すのが良いです。もし、そうしないと受付が凄い手間がかかるのと、人数の多い祝賀会では行列になることも有るので注意しましょう。
会費制で無い場合
通常の御祝いと事と同じように、ご祝儀袋にいれて持参すれば良いです。
御祝い封筒は、それなりの立派な物にしておくのが無難でし、水引が付いているものにしましょう。
祝賀会で会費を封筒に入れる時の書き方?
ご祝儀袋に一体どのように書けば良いのでしょう・・・。
上段の表面には、黄綬表彰受章御祝、祝御受章、祝黄綬表彰受章などと書きます。
注意する点は、「受賞」の文字では無く、「受章」が正しいので間違え無いように気をつけたいものです。
下段には、自分の名前を書けば良いです。
会社の代表で出席される方は、会社名を忘れずにしましょう。
水引→赤白の蝶結び(何度でも起こってほしいお祝いごとに用いる結び方です)
書く筆記用具ですが、字は下手でも墨で書くのが良いです。
まとめ
特に、仕事関係の方の場合には、後ほどの仕事にも影響が出る事もあるので、案内状が届いたら一日でも早く出欠の連絡を入れましょう!
連絡が早いと、仕事も早く対応していると思われますし、キチントした人と思われます。
また、世話人の方もおられるので、その方たちにも労をねぎらう事を忘れないようにしましょう。