建築物には土台がありますが、コンクリートの知識があれば誰でも簡単に作る事ができます。
身近なところでは、玄関のたたきやブロック壁、花壇などを自分でDIYする人も多いです。
初めてでも十分に出来ますので、一度挑戦してみるのも楽しいです。
どのような手順で進めて行くかまとめています。
DIY!コンクリートの基礎知識
コンクリートと言ってもいくつか種類があります。
ホームセンターに行ってコンクリートを探すとセメントが、袋詰めにされて販売されています。
実際に使用する方法は、セメントをそのままの状態で使う事はあまりなく、砂や砂利を混ぜて使う事になります。
セメント、モルタル、コンクリートの違いをまとめるとつぎのとおりです。
モルタル・・・セメント+砂
コンクリート・・・セメント+砂+砂利
モルタルとコンクリートの使い方
モルタルは、ブロックやレンガを積むときの接着剤やコンクリートを打った面の仕上げ材として使用します。
コンクリートは、ブロック積の基礎や建物の土台部分などの強度が必要な場所で使われています。
コンクリートのたたきをDIYで作るには?
ごく小規模なたたきや庭先のテラスを作製する場合です。
①テラスなどを作製する場所を決め高さも決めます。
木の杭を四隅に打ち込み、横木を取り付ける作業を行います。
②囲った内側に大きめの砂利を敷き詰めます。
この時に、地盤を固める作業を行います。隙間が出来るので、その場所には小さな石等を入れて締め固めます。
③モルタルを塗る
砂利の上に硬めに練ったモルタルを塗ります。
厚さは、3cm位で十分です。左官屋さんが使っているコテで平らに成らしていきます。
ここでは、表面を綺麗に仕上げる必要なありません。
④コンクリートの割れを防ぐために、ワイヤーメッシュを設置します。
コンクリートの固まり(ピンコロ)を先程塗ったモルタルの上に置きます。
ビンコロのお互いの間隔は、40cm程度を目安にすれば良いでしょう。
このピンコロの上にワイヤーメッシュを置きます。
小規模のたたきの作製ですので、ワイヤーメッシュを針金で固定することはしなくても良いでしょう。
DIYでコンクリートの型枠を作って流し込むには?
上記の①から④までの工程が出来ましたら、次にコンクリートを流し込んでいきます。
コンクリートを流しやすいようにするために、少し柔らかい状態にコンクリートを練ります。
コンクリートを流し込むときには、ちゅっとした棒で良いので、コーナー等を突きながら行うと綺麗に流し込みが出来ます。
コンクリートには水分が含まれているので、表面から水が引き始めたときにスジ等を付けると完成してからザラザラした表面になり滑らなくなります。
また、型枠の外側から叩くことによって、型枠と内側との隙間がなくなるので空洞が出来なくなります。
このような作業でコンクリートの流し込みが終わります。
まとめ
コンクリートを打った後は、養生が必要です。2,3日を目安にして、直接太陽があたらないようにしましょう。