真北と磁北の意味!確認申請で必要な測り方は?

北には、いろいろあるので違いを教えて欲しいと言われたのですが・・・

普段自分が使っているのは座標北なので、その他の北を意味する事をまとめてみました。

何だか、こんがらかってしまいそうです。

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真北の意味と磁北の違いは?

真北(しんほく・しんぽく)・・・「北極点→地球の自転軸の北端(北緯90度地点)を指す方位」を言いいます。
(パソコンで「しんぼく」と入力しても出てこないので、「まきた」と入力すると文字が出て来ます。)

何だか解りずらいですが、これが真北の内容です。

間に言うと、北極星がある方向が真北となります。

北極点に立てば、真上に北極星があるので、その方向が真北となります。

北極点に立つことは、現実的に無理ですので計算で求めることになっていきます。

磁北とは・・・
方位磁石が向く方向(N極)を磁北と言います。

普段、見慣れている方も要ると思いますが、イメージしやすいです。

方位磁石が向く方向です。

ここで問題なのは、真北と磁北はズレがあります。

学問的に難しいので、使い方を理解すれば何も困らない生活が出来ます^^

普段の日常生活では、問題となる事は無いのですが、使用する用途によっては大夫影響があります。

建築基準法においては、真北を北として使用されています。

風水においては、磁北を北として使用されているのが多いです。

測量で使用される座標北は、真北とズレがありますが、地域によってズレの量が違います。

真北の求め方と確認申請

真北の求め方は、いくつかあります。
・日時計を用いて計算する方法
・トータルステーション等(トランシット等の測量機器)で太陽を観測して計算する方法
・測量を行って平面直角座標系の座標を計算して、国土地理院のシステムで真北を計算する方法
・その他

この中で、一番簡単なのは、国土地理院のシステムで計算する方法かと思います。

平面直角座標系を使う必要が有るので、公共基準点を使用した公共座標で測量した成果で有る必要があります。

ですので、任意座標では計算できないです。


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真北を使う必要が有るときと不要なとき

普段の暮らしでは、ほとんど関係ないです。

建築確認申請では、真北を使用する。

測量では、座標北を使用する

こんな具合に、必要な用途によって使い分けられています。

自力で測ることは可能ですが、真北を求めるのは磁北か緯度・経度(地図)のデータと偏角が必要になります。

まとめ

いろいろな目的で図面が作られていますので、その用途にあった作り方で作製された図面を使用しましょう!

任意座標で作製された図面からは、真北の算出は出来ません。

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