何時来るか分からない地震ですが、もしもの事を考えると日頃のからの準備が必要になってきます。
どこから手を付けて備えを万端にして良いか分からないことも多いと思います。
ここでは、まず最初に対応できる方法、是非しておきたい事をあげてあります。
少しでも参考になればと思います。
地震で転倒防止の器具を設置する理由
今まで、大きな地震が数多く発生していますが、ある調査の結果より阪神淡路大震災での被害状況では、家具の転倒が約50パーセントと言う調査結果が出ています。
また、地震での負傷者の約40パーセント近くは、家具類の転倒や落下が原因のケガで負傷している結果も出ています。家具類の転倒等を防げばかなりの多くの方が負傷せずに逃げられるとも言えます。
簡単な物でも設置する事が出来れば、それなりの効果が期待できますし、もしもの時を考えて設置する事をオススメしたいです。
地震の転倒防止を家具に備えるには
家具に転倒防止の器具を付けることによって効果が出てきます。
タンスに設置する場合の方法ですが、いろいろな方法があります。
代表的な方法をあげてみると次のような方法があります。
ストッパー式、ポール式、ベルト式、L型金具で設置する方法、粘着マット式や複数の組み合わせ等で防止する方法があります。
家具によって、天井との隙間が大きい物や、低い家具等ですと天井との隙間が大きいので、設置方も変わってきます。
上記の方法で設置したと言っても、以外と盲点となることも出てきます。家具本体の転倒防止は気になるので皆さん備えるのですが、家具の引き出し等も考えておいた方が良いです。
例えば、食器棚のような両開き扉には、食器棚用耐震ロックの商品もあるので、取り付けをしておきましょう。取り付け方法は、本体をネジで止める方法です。
天板との差が4cm位あれば設置出来ます。この商品を設置しておけば、自動で扉を閉じる機能があるので地震発生時に自動で扉が開かないようになります。価格も1,000円から1,500円くらいで準備出来ます。
地震で転倒防止!突っ張り棒に関して
多くの人が頭に思い浮かび準備するもとしては、突っ張り棒が多いです。
突っ張り棒ですと、壁に穴を開けなくて済むのと簡単に自分で設置出来るのが人気の理由でもあります。
タンス等に設置するときには、1個の突っ張り棒では無く、複数の突っ張り棒を天面の左右に設置する事によって安定感が増してきます。
家具等により天井との高さの差が様々ですが、突っ張り棒にもいろいろな高さに対応できる商品があるので高さに合う商品を選びましょう。
天井との隙間が気になるようでしたら、雑誌等を挟んで空間を減らす事をすれば尚更丈夫になってきます。
まとめ
家具の転倒防止の備えをする事によって、家具の下敷きになるのを防ぐ効果があるのと、避難通路の確保が出来る効果が期待できます。
日頃からの備えを準備しておけば、もしもの時に対処できる可能性が大きくなるので、気づいたときから準備しておきましょう。