船舶免許(小型船舶操縦士免許)は、5年に1度更新することになっています。
普段気にしていないので、この更新手続きを忘れてしまう人もいますので普段から注意しておきましょう!
ここでは、更新講習の一連の流れをまとめてあります。
船舶免許の更新講習!
船舶免許は自動車免許と異なり、有効期限を過ぎて失効した後も、失効再交付手続きをすることにより有効な新免許証が交付されます。
例えば、更新を忘れてしまったことにより有効期限が切れていたが、久々に操船をされたいという方は、失効再交付手続きを行ってください。
更新講習の時間は、約1時間30分(身体検査含む)です。
失効再交付講習は、約3時間程度(身体検査含む)です
実際の更新講習当日の状況です
①身体検査
講習当日に講習会場で受けます。この身体検査に合格しないと講習を受講でき無い事になっています。
時間としては、当日の受講人数によって変わって来ますが約30分あれば終了します。
②講師による講義など
制度の概要
遵守事項とマナー
事故例
海事関連の制度
地域におけるルール
上記の内容で約40分かかります。
視聴覚教材による講習内容
見張り
海上交通ルール
事故の原因
遵守事項 など
約20分かけて上記の講習を行います
講習を受ける時間は、約1時間です。
①と②の合計ですと、約1時間30分位になってきます。
船舶免許の更新で必要書類は?
申込みに必要な書類等(地方事務所窓口または郵送で申し込む場合)
・操縦免許証の写し(海技免状のコピー)
・写真2枚
(身体検査証明書に使用) 証明写真 縦4.5cm×横3.5cm 1枚
(※パスポートサイズ・6ヶ月以内に撮影された無帽・正面上半身かつ無背景のもので頭から顎までの長さが27±2mm)
・住民票(本籍地が記載されている物)
市町村役場で取得する時には、本籍地有りの住民票が必要です。まれに、住民票の取得時に本籍地を必要と申請しても、本籍地が記載されない住民票を交付されることもあるので、受け取る時には必ず確認しましょう!
(※免許証の記載事項に変更があるときのみに必要です)
・諸料金(身体検査料+受講料)
船舶免許で身体検査!その内容は?
身体検査と言うと不安になる方もおられると思いますが・・・
身体検査は、視力、聴力、眼疾患、疾病および身体機能の障害の有無について行いますので体重は関係ありません。
身体検査に合格しないと講習を受講できないので、視力や聴覚に不安がある方は眼鏡や補聴器を必ず準備しておきましょう。
検査項目及び適性基準
検査項目と適性基準は次のとおりです
視力(眼鏡等使用可) 両眼とも0.5以上、または、片眼のみ0.5以上の場合は、その視野が150度以上あること。
聴力(補聴器可) 5mの距離で話声語が聞こえること、または、話声語が聞こえない場合は、検査用の汽笛音が聞こえること。
※話声語:机に向かい合い、話をして相手に理解できる程度の普通の大きさの声音
眼疾患・疾病の有無 あっても軽症であること。(質問または観察による)
身体機能の障害の有無 あっても軽症であること。(質問または観察による)
・・・となっています。
まとめ
5年に1度ですので忘れてしまうこともありますが、船舶免許は自動車免許と異なっており、有効期限を過ぎて失効した後でも、失効再交付手続きをすることにより有効な新免
許証が交付される仕組みがあります。