宅地建物取引士の試験内容と対策問題は何処から攻めると良いの?

宅地建物取引士の試験を受ける方は、とても多い人気資格試験です。

全国で約20数万人もの受験者がいる資格試験は、数少ないです。

この試験の良い所は、点数さえ取れば合格という所です。

他の試験では、90パーセントの正解率でも人数制限が入り合格できないこともあるので、知識さえ正確に定着さえすれば合格できるのは、凄い魅力でもあります。

ここでは、初めて宅地建物取引士を受験しようとする人に参考になればと思うことをあげています。

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宅地建物取引士の試験内容はどの様?

宅地建物取引士試験は、2時間で50問を解答する試験で、解答方式はマークシートになります。
全てが、四肢択一方式により行なわられるので、 記述式の問題がないのが特徴の試験です。

試験内容の概略は次のようになっています。
•土地の形質、地積、地目及び種別並びに建物の形質、構造及び種別に関すること。
•土地及び建物についての権利及び権利の変動に関する法令に関すること。
•土地及び建物についての法令上の制限に関すること。
•宅地及び建物についての税に関する法令に関すること。
•宅地及び建物の需給に関する法令及び実務に関すること。
•宅地及び建物の価格の評定に関すること。
•宅地建物取引業法及び同法の関係法令に関すること。

具体的に科目をあげると次のようになります。
宅建業法から20問
民法などから14問
法令上の制限から8問
税法・その他から8問となっています。
尚、46問~50問に関しては、宅建業に従事されている方で、登録講習を修了した一定の方は免除される特権もあります。

具体的にどの様な事を試されるのでしょうか?

宅建業法
重要事項の説明や37条書面などの事柄です。これは、実際の実務において、一番重要な箇所でもあるのでしっかり勉強しておけば、正解率が高い分野でもあります。

民法など
民法(代理、意思表示に関する事、抵当権、相続)や借地借家法、不動産登記法が出題されます。
何が何だか解らない内容も多くて、苦手の受験者も多いわけですが、きちんと整理さえして理解すれば得点もしやすいです。

法令上の制限について
国土利用計画法、都市計画法、建築基準法、農地法などが出題されます。
特に、農地法は実務で直結することも多いので、しっかり勉強したい分野です。

税法・その他について
範囲が広範なので、何処まで勉強したら良いか迷いますので、過去問中心で良いと思われる分野です。

宅地建物取引士の試験対策の有効方法は?

過去問に始まり過去問に終わるスタンスが良いです。

ここで注意しないといけないのは、暗記する事ばかり意識過ぎると得点は望めません。

理解する事を中心として勉強しましょう!暗記に頼ると、合格もかなりキツいです。


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宅地建物取引士の試験問題対策は?

決まった合格基準点は無いのですが、例年の試験結果らみてみると、50点満点で31点から36点位の範囲にあれば合格出来そうです。

しかし、毎年の出題傾向によって平均点の上下があるので、この範囲以内の点数は最低確保したいものです。

近年の合格率は、15%から17%台と安定していますが、合格点の範囲以上に点数を取ることがポイントです。

まとめ

誰でも受験できる資格試験です。学歴や国籍・年齢などの受験資格制限は一切無いので受験される年齢層も様々です。

過去には、最年長は90歳、最年少は12歳で合格した方もおられますので、勉強さえすれば受かりますので挑戦しましょう!

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