司法書士試験は、筆記試験と口述試験の両方がありますが、筆記試験に合格しないと口述試験を受験することは出来ません。
ですので、受験する者にとっては筆記試験に全力で挑戦する必要があります。
口述試験対策は、筆記試験合格後からの対策で間に合います。
(筆記試験合格後、約一週間くらいして口述試験が行われます)
ここでは、司法書士試験の取得するに必要な予備知識をあげてあります。
司法書士試験の資格を取得する方法は?
試験を受ける必要があります。
受験制限はありませんので誰でも受験できますが、年に1度しか受験日が設定されていない試験です。
勉強科目は、次のとおりです。
午前の部
憲法・民法・商法・刑法
午後の部
民事訴訟法・民事執行法・民事保全法・供託法・不動産登記法・商業登記法・司法書士法
を勉強する事になります。
かなり幅広い範囲の知識が必要となってきます。
このような分野を学習する必要がありますので、自宅で独学で学ぶ人もいますが、司法書士受験予備校を利用する人が圧倒的に多い状況です。
司法書士試験の足切り点はあるのか?
足切り点は、あります。
何点かは公開されていません(毎年変わる状況です)
午前の部の試験の多肢択一式問題、午後の部の試験の多肢択一式問題又は午後の部の試験の記述式問題の各成績のいずれかがそれぞれ一定の基準点に合格していな場合には、それだけで不合格とします。
・・・となっています。
具体的な点数は明らかになっていませんが、かなりハードルが高い状況です。
ですが、極端に難しい問題が出たとしたら、受験者皆さんが出来ないと予想できるので心配する必要は無いでしょう。
他人はどうであれ、全教科を満遍なく勉強して各科目でそれないりの得点を取れるようにしておくのが重要です。
司法書士試験の予備校や模試を利用するメリット・デメリット?
各予備校では、専門のスタッフ等が試験の傾向や問題を検討していますので、どの様な所を重点的に勉強するかが明確な状況になっています。
ですので、時間的に都合のつく方は予備校に通って勉強するのが得策です。
模擬試験については、各予備校によって難易度の違いも有りますが、大事なポイントからも出るので十分活用した方が良いです。
模擬試験の結果を見ると、毎回同じ人がトップにいる試験結果も出ていますが、だからといってトップの人が全て合格する試験でも無いです。
最終的には、筆記試験当日に合格答案を書けるか書けないかの違いです。
デメリットとして、永年予備校のトップに君臨している模試の上位者でも合格出来ない人もいますが、ある意味試験とは違った箇所のマニアック的な所の勉強ばかりしている人もいるので、このような人に刺激を受けると合格からはかけ離れてしまうので注意しま
しょう。
どちらにしても、試験内容から離れた知識を勉強しないようにしたいものです。
まとめ
司法書士試験は、何点取れば合格出来る試験ではないです。
上位〇〇〇名が合格出来る試験となっています。
きちんと学習して理解できれば合格は出来る試験です。