学校の授業でしか剣道をやったことの無い人も多いと思いますが、中学の部活動に入ると頻繁に錬成会(れんせいかい)と言う言葉が出て来ます。
初めて聞く者にとっては、何の事かさっぱり分からないのですが、他の人に聞くことも出来ずにいたりします。
ここでは、錬成会の意味と何を行っている所かを紹介しています。少しでも参考になればと思います。
剣道の錬成会とは
錬成会(れんせいかい)って、剣道の大会や試合では無く練習のことです。
ただ単に、練習をする会ですが試合形式になります。
勝負にこだわらずに、日頃の練習の一環の事です。
上手な人や始めたばかりの人も対戦しながら練習をしていきます。
剣道の錬成会!練習内容は?
最初は、準備運動をして始まっていきます。
試合形式の練習となりますが、多くの相手と稽古が出来るので新鮮味もある状況です。
勝ち負けをメインとしなくて、経験を重ねる事を目的としているので、一喜一憂する事は必要ないです。
ですので、何時も負けてしまって気にしている子も、経験を積むことが大事ですし、負けても次の対戦があったりするので
とても良い稽古になったりします。
一度に数十校が戦う練習とも言えますので、施設の都合で通常の試合場より狭い中で行う事も、また審判も対戦同士で出し合います。
1日で10試合する事も普通にあります。中には、連続して2日間する事も・・・。
錬成会が終われば、皆さんヘトヘトのようです。
人数が多く集まると、選抜されて試合に強い人達と初心者は別会場で練習することもあります。
剣道の錬成会に集まる人達の凄さ!
初めて子供の錬成会に行ったときの感想です。
たまたま自分の近いところの会場でしたが、とてもビックリしたことの一つに、集まった剣道をする人達の人数です。
他の運動部の経験しか無いので、集まる他校の人達や規模なんかは何となく自分の中にこれくらいの人数だろうという先入観があったのですが、剣道の錬成会の人数の多いことにはビックリです。
ある中学校の体育館で錬成会を行ったのですが、そこの体育館では人数が入りきらずに、武道館や小学校の体育館、市役所の体育館を利用しました。
中学校の全生徒で600人くらいですが、錬成会に集まった中学生の人数は半端な人数では無く、約1300人も集まったと、開会式で司会者が言っていました。
小さな市ですので、交通渋滞やお昼の弁当の手配が大変だったそうです。
遠方の方は、バスで4時間かかったそうですが、この集客力は凄すぎです。
まとめ
少人数で行う錬成会もありますが、多人数が集まる錬成会も有るので、お昼の準備はしっかりしておきましょう!