住宅を建築する時の手順!必要な費用と登記などの関係は?

人生の節目(結婚を機に)に、家を建築する人も多いですが、一体何をどの様に話を進めていって良いのか全くわからない状態の人が殆どです。

あちらこちらに住宅展示場も数多くあるのですが、セールスマンの言いなりになってもシャクに触るので、少しは知識をつけてそのような展示場に行きたいと考えたりします。

ここでは、家を建築するにあたって、何をどうしたら良いかをあげてみました。

スポンサーリンク

住宅を建築する流れはどのような手順を踏む?

まず最初に考えつくのは、どういう間取りにして、どのような形の色の家を作りかを想像することでしょう。

中には、かなり具体的に構想を持っておられる方も多いです。

実際どのように行動すると、良いのでしょうか?

①自分の住みたいところのリサーチを行います。

ここが、一番のポイントになってきます。何をリサーチするかですが、その地を選ぶと永住するのが基本になってきますし、一度建築してしまうとなかなか次の場所に引っ越すことは難しくなってきます。

そこで永住を前提に必要な事をあげて見ると次のような事があげられます。
・自分の老後の事
・子供さんが出来た時
・地域の風習
・自動車を運転できるか
・近いところにスーパー等があるか
・電車等の公共交通機関の充実性
・医療費の充実した市町村か
・子供に対する手当の充実性
・小学校や中学校との立地条件
・自然災害の状況
・騒音の問題
・その他

以上の事について調べる必要がある事がわかります。

各項目の具体的な事をあると次のような内容です。

自分の老後の事
若い内は、健康な方も多いので、病院に通うことや日常に必要な物を買いに行くのに全く問題はありませんが、いざ体が思うように動かない事になった事を考えると心配になったりします。

子供さんが出来た時
子供さんが小さいときには、病院に通う必要性が多くなることが予想されます。
近所に、同じような境遇の方がいらっしゃれば安心できる事も多いです。

地域の風習
地域に簡単に溶け込むことが出来る人は良いですが、地域に入る入らないは自由なのですが、抵抗も有る人は注意すべきです。
地域では、いろいろな活動も行いますので、一番身近なことはゴミの関係だと思います。

自動車を運転できるか
都会生活の便利さが身に染み込んでいると、田舎では車が最大の移動手段となることになるので注意が必要です。

近いところにスーパー等があるか
農家でも無い限り、自給自足の生活は大変ですので、車でほんのすこしの所にスーパーが有れば生活をしやすいです。
もし、30分もかけてスーパーに付くような所は、将来的に大変な事になります。

電車等の公共交通機関の充実性
車を運転できる人は良いですが、中学生や高校生が通学するときに、公共交通機関がないととても大変です。

医療費の充実した市町村か
各市町村によって、福祉医療の充実が違うので注意しましょう

子供に対する手当の充実性
これも、市町村によって違いがあります。3人目からは〇〇円の補助金の出るところもあるので、子供さんが多い人は検討しましょう。

小学校や中学校との立地条件
全国あちらこちらで、過疎化が進んでいます。大きな都市でも、ある地域では子供の減少がひどく、学校の統合もされている所もあります。
このような実情があるので、気に入った土地があっても、周りの子供さんの人数が少ないと、小中学校が閉鎖されてしまう恐れもあるのでしっかりリサーチする事が必要となります。

自然災害の状況
最近、ゲリラ豪雨などの報道が多くなって来ていますので気にかけた方が良い事の一つになってきました。
山を切り開いて造成された様な場所については、土を切った場所と盛り土で地盤に対する強度が違います。全国的に、基準値をクリアーしていても災害が発生している所もあるので注意が必要です。
また、昔からの地名に注意してみると、水関係の文字が地名の何処かで利用されている場合がありますが、水に関しての何かの出来事があったと推測されますので調べておきましょう。

騒音の問題
いろいろな騒音があります。
高速道路の近辺では、車の音がうるさいです。
小中学校のそばでは、チュイムや構内放送が気になる人もいらっしゃいます。
病院のそばでは、緊急車両の救急車の音が気になったりします
このような事が気になり出すと、折角建築された家を手放して引越をする方出て来ます。

②として、上記の事を頭に入れて土地を探します。
ここでは、住宅メーカーや不動産会社などを利用すると多くの情報を集める事が出来ます。

③として、場所が決まれば建築に必要な手続きを行って行きます。
畑・田の場合は、農地転用の申請等を行います。

④として、建築確認の申請

⑤として、建物が完成したら、建物登記等の諸手続をします。

住宅建築に必要な費用は?

全部、専門家や業者等にお願いするとしてですが。

設計費用、建築費用、各法令に関する許認可の費用、登記費用、決済金等が上げられます。

その他には、農地に家を建築しようとするときには、農地転用申請の費用が発生しますし、決済金が必要になれば費用が発生します。また、占有の申請も必要に応じてかかります。


スポンサーリンク

住宅を建築したら登記をするのでしょうか?

住宅が完成したら一ヶ月以内に建物登記をします。

登記をすることによって、自分のものだという主張が出来るようになります。

後に、相続や手放すとき等に登記が無いと買い手が付かないこともあるので、解っている今のうちに登記を行いましょう。

まとめ

建物を建築したい場所を探すのはとても大変な事ですが、いろいろな専門家の知恵やノウハウを聞きながら進めて行くと良いです。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。