健康的な野菜を食べたいと思うのですが、スーパーで販売されている野菜は農薬がどの位使われているか心配なので、今回初めて野菜作りに挑戦してみました!
何をどのように行えば良いのかも解らないので、いろいろ野菜作りについて調べて見ると一番大事な事は土作りのようです。
土さえしっかりした物が出来れば、素晴らしい野菜が作れるようです。
家庭菜園の畑で畝作り!やり方と必要な物は?
まず最初に行うのは、畑を耕しての作業です。
野菜にとって生育しやすい土にする事と栽培するために畝(うね)作りについてまとめると次のとおりです。
土作りと畝作りに必要な物は次の物です。
・スコップ
・鍬(くわ)
・野菜作りに適した肥料
・苦土石灰
・混合堆肥(けいふん、とんぷん、ぎゅうふん等)
・カッター
・レーキ
・園芸用の支柱
・紐
実際の作業
菜園を作る場所を決める
草が生えていましたので、草を丁寧に取りました。
除草剤を使って処理しておいた方が良いという話をホームセンターで聞いたのですが、無農薬を目標にしたので除草剤の使用はやめました。
次に、土を耕す作業
スコップにて、土を約25cm位掘り起こしたのですが、よく宣伝やCMで使われているマメトラが有れば楽に出来そうです。
今回の菜園は、5㎡位ですので、高価な機械を揃えるのはやめました。
スコップで掘り起こした土を、鍬を使って土の下に有った物と上に有った物とをかき混ぜました。
美味しい野菜を作るのには、最低限の肥料がいるそうです。
完全に無農薬とは、行かないようです。もし完全無農薬で作ると青虫等が野菜を食べてしまい、自分が食べる頃には、食べる部分が無いそうです。
土壌の性質も大きく影響します。
日本の多くの土壌は、雨が多いので土の中のカルシウムやマグネシウムが溶けて流れ出てしまうので、酸性になりがちだそうです。
野菜作りには、酸性度は良くないというので石灰を土の中に入れる必要があります。
石灰の性質により、土を中和して野菜の適した土に変わってくるようです。
投入する量は、1㎡あたり250g位が適量のようです。
今回は5㎡ですので1,250gの苦土石灰を使いました。
適量より多く入れてしまうのは良くない現象が起こるそうです。(ほどほどに何ですね)
混合堆肥を入れる
投入量は、1㎡あたり1.8L位が目安です。今回は、9Lを入れました。
ここで肥料等の投入が終了です。
鍬で隅々まで土を混ぜ合わしました。
ここまでが、土作りの作業です。
肥料(元肥料)を入れる
先程耕して混ぜ合わせた所に、肥料の投入作業です。
この肥料を入れることによって、野菜が育つ環境が整ってくるので、簡単に美味しい野菜が出来るそうです。
この肥料を投入したら、満遍なく土と混ぜ合わせます。
ここまで出来れば、次に畝作りです。
畑の形状を見ながら、表面全体をならしていきます。
鍬を使って表面を綺麗に出来ますが、レーキがあると簡単に綺麗に出来ます。
土のならしが終わったら、紐を使って畑の形を作って行きます。
紐に沿って、鍬を使いながら土を掘り下げていきます。掘った土は、菜園の中央部分に集まる状況です。
畑の中央部分が山となっている状態です。これを四辺全てで行い、表面を鍬やレーキを使って平らにしました。
こうすることで、野菜が植われる部分と他の畑の部分には段差が出来ます。
これで土作りの作業が終了です。
畝の高さについてですが、栽培する作物により変わります。
平畝:高さ10cm ・・・・ナスやきゅうり
高畝:高さ25cm ・・・・トマト
が目安のようです。
家庭菜園でマルチシート!使い方は?
地温を上げる事や土の乾燥を防ぐ事が出来ます。
作業をしていての一番のメリットは、雑草の進入を防ぐ事にあります。
この作業が、一番面倒になるので是非マルチシートを畑にかけましょう。
マルチシートをかける時には、風の吹いていないときがお勧めです。
まず最初に、畝より30cm位先より開始します。ならした表面の方向に50cm位来たところで、マルチシートのスタート部分に土を載せて固定します。
最初の位置が固定されたので、動かなくなります。シートを少しずつ広げながら土を被していきますが、マルチシートがピンとなるように、しっかり押さえながら作業を行うのがポイントです。
ここまでの作業が終了したら、マルチシートに穴を開けていきます。
開け方は、カッターでシートを切りながら行う方法もありますが、マルチ穴あけ器を使うと簡単にできます。
マルチ穴あけ器↓
家庭菜園で苗の植え方は
出来るだけ、苗を傷つけないように植える事に神経を使います。
背丈の異なる野菜を植えるときには、背の高くなる野菜によって他の野菜が日陰にならない様に注意しましょう。
また、苗の間隔も大事になってきます。
沢山収穫したいからと言って、密に植えると育たなります。
まとめ
野菜作りの基本は、土です。
良い土が出来れば、美味しい野菜が出来ますので楽しみながら作りましょう^^