PTAの新聞作成担当の役員になってしまい、何をどのようにしたら良いかわからない新役員さんもいらっしゃると思います。
各学校が特色もって、毎年何回か発行されている新聞ですので、前年や一昨年と同じ内容で作成すれば当たり触らずに発行する事が出来ますが、担当の先生が代わると内容にも違いが出てきます。
ここでは、学校の特色をそのままにして、どの様な内容にすると良いか等をあげてみました。
これから新聞を発行する方の参考になれば良いと思います。
PTA新聞の記事内容はどの様にしたら?
一番悩むテーマであると思います。
保護者がPTA新聞で一番知りたい内容は、普段の学校の状況だと思いますので学校生活中心の内容にすれば良いでしょう!
最初の新聞発行について
入学したばかりの子供さんや進級して担任の先生が代わったとかクラス替えで新しい先生になった等様々な状況があると思います。また、新しく学校に赴任してきた先生がいますので、学校の紹介を始め先生方の紹介を行っています。
私の子供の学校の毎年発行される新聞では、教職員の全員の顔写真と一言、PTA役員(会長、副会長、各部長)の顔写真と一言が毎年掲載される伝統があるので、内容的には困ることは無いです。
各学年が約8クラスくらい有るので、先生の人数も沢山いらっしゃいます。先生の名前を直ぐに覚えるのも大変ですので、このような先生がおられるとかわかるので、保護者からの反応はとても良いです。
子供達からの反応を聞いてみても、先生の一言って気になるようなので、面白いと言う感想も数多く報告されますし、隅々まで新聞に眼をとおしておられる保護者の多いことには驚くことでもあります。
また、私の子供の学校のPTA主催の行事に、学校の校舎内やグランド整備等が毎年行われていますので、グランドの整備、窓拭き、修繕等の報告を必ず他のPTAの保護者にも伝わる作業報告なども新聞に載せています。
その他に掲載する新聞記事では、これから一年を通して行われる学校の行事等の紹介をしています。このような記事内容になるのが、年度最初の発行新聞です。
おおよそ、このような構成内容で新聞の記事内容を考えていると、簡単にA3の新聞サイズの両面の殆どが埋まってしまいます。
12月発行の新聞について
一学期、二学期が過ぎてくると様々な行事が行われます。年間を通して、一番ボリューム記事が書け掲載する事が出来る新聞でもあります。
運動会、登山、音楽会、修学旅行など様々な行事を全て載せるようにしていますので、題材には困らない時期ですが、スペースの関係でかえって配置が難しいことでもあります。
ここで注意するのは、学校全体の行事を中心に載せていますが、各学年単独の行事もあるので、各学年が同じ配分で新聞に載せる事が大事になってきます。
最後の新聞発行について
一年の総括と、三学期に行われた行事を中心とした内容にしていますが、行事の少なさから空白のスペースが出来てしまう傾向が強い時期でもあるので、来年度の生徒会役員やPTA役員のお礼などを掲載してスペースの穴埋めをしているいる実情でもあります。
PTA新聞の原稿を依頼するには?
各学校によって、いろいろな方法が取り入れられている事と思います。
私の学校では、依頼の文章を新聞発行担当の長であるPTAの部長が作成を行い、担当の顧問の先生を通じて依頼・回収をしている状況です。
原稿を依頼する時期は、行事が終わって直ぐにすり事にしています。期間が空くと記憶が薄まってしまうので、早めにお願いしている状況です。
これは、生徒さんにお願いするときばかりで無く、先生や保護者にお願いする時にも共通しています。
また、PTAの保護者から原稿を回収する方法は、担当の先生経由にする場合とメールにて回収する方法をとっています。
PTAの新聞構成はどの様にする
年に発行する回数によって、新聞の構成内容に違いが出てきます。
年に三回発行する場合
各学期ごとにまとめることが出来るので、一番楽な構成内容になる方法ですし、一年の流れがスムーズに解るのが特徴です。
ですが、最終号の記事は行事もあまり無い時期と重なってしまうので、一年を通して何を記載するか最初の号を発行するときに検討しておく事が大事になってきます。
特に、内容が薄くなる傾向も強いのが最終号です。
年に二回発行する場合について
年度当初と、年度末になるのが殆どですが、学校の行事も数多くあるのでスペース的には全部載せるのは難しくなってきますが、無理をしても全部載せています。
特に、最初の新聞では行事も少ない状況ですし、最終号では最初に発行された新聞の行事以外を全部載せたいので、ボリュームがとても多くなります。
このような発行回数の事情もあるので、メインとなる行事中心の構成内容にしています。
まとめ
PTA新聞の発行で何が一番難しく面倒な事かは、原稿の依頼・回収と思います。
担当の先生と綿密に連絡等を行い、先生にお願いするしかないのが実情です。
PTA新聞と言いながら、最大の協力者は学校ですので、担当の先生が良いと言っても、学校の上層部から横やりも入ることも有るので要注意で作成する事も大事です。
新聞発行をする時ですが、新聞の校正に神経を使う必要があります。
一番は、原稿の誤字脱字の確認となってきます。全部が正しと思ってチエックしていると間違えを見つけることが出来ませんので、複数人(約8人)で確認作業を行って新聞を発行しているのが私の学校のPTA新聞です。
不思議な事に、何回も確認をおこなっても毎回間違えが見つかってしまうことも有るので、丁寧に慎重に行うしか無い状況です。
誤字脱字の無い新聞って、とても読みやすいので頑張って発行しましょう!