アルバイト先でレジをしているとお客様から領収書が欲しいと言われることも・・・
レジから打ち出した領収書や手書きで領収書を作成することもありますね!
でも実際その場面に遭遇すると、内容はどの様に書けば良いか迷うことも多いです。
ここでは、領収書と認められる書き方をご紹介しています。
領収書の内容と書き方について
領収書には決まったルールが存在しないので、各企業で決めておく必要があります。
しかし、記入する内容では必須事項という物も決まっているので注意が必要です。
必須事項・・・日付、宛名、受領した金額、但書、発行者の住所と氏名
場合によって・・・税抜き金額が5万円を越える場合は収入印紙の貼付が必要であり、必ず割り印を押す。(印紙が不要な領収書もあります。)
上記の内容が記載されていれば領収書として問題になることはありません。
領収書の書き方で宛名はどうする
特に決まった記載方法があるわけではありません。
企業の中には、『 上 』様は、駄目だという法人等もありますが、これは間違った対応でもあります。
これは、性が「上」と言う方もいらっしゃる事でも解る事です。
そもそも領収書の宛名書きの規定が無いから迷いますが、お金をお支払いした方の言われるように記載して書くのがお金を受け取った側の対応になりますので、迷ったとしても先方の言われた通りに書くのが良いです。
また領収書をもらう場合には、正式な名称でもらって置くことが所属先の企業等から求められます。
例としては、株式会社〇〇〇商事、(株)〇△物産等・・・があげられます。
株式会社を(株)と省略すると嫌がる会社もあるので、領収書を作成する側では依頼者の要求通りにするのも必要な事です。
領収書を作成する上で、世間で有名な会社等の名前でしたら間違え無く書いてもらえると思いますが、ちょっと難しい名前や読み方の場合には領収書依頼者にメモ紙等に書いてもらうか名刺等を拝見させていただいて間違えのないように書きましょう。
領収書の書き方でハンコの扱いは
領収書に印鑑が押印してある物と、押印が無いものがありますが企業で会計等をしている立場からは、押印してある方が好まれます。
これは永年の日本的な慣習の影響であると言えます。
記載事項が完全なものであれば印鑑の有無は関係ありませんが、領収書を利用する会社等のそれぞれの規定が有るので、会社によっては押印されている印鑑がないと受理できないとかあります。
印鑑も会社によっては画像データで問題ない場合もありますが、利用する会社の実情に合わせるのが良いですが、通常の慣習では押印するのが当たり前ですので
普段から押印してある領収書を渡す習慣にしておけば、先方と問題なく対処出来ます。
レシートの領収書は?
最近では、普通の領収書よりレシートの印鑑の押印していないレジから発行される物の方が社内的にも信用される事も多くなってきており、物品情報が解るので好まれてきています。
これは、本当にその商品を会社の必要な備品として購入したかの確認が出来るので、社員の不正を未然に防ぐことが出来るメリットが大きいですし、税務調査が入ったとしても直ぐ何を購入したか解るメリットがあります。
まとめ
いかがでしたか、普段何気なく扱っている領収書ですが、このように日本の商習慣で考え方がいろいろあります。
ビジネスにとって非常に大きな役割もあるので、最低限の事さへ全て記入しておけば大丈夫です。特に、日付は重要です。