お中元を贈る季節が近づいて来ると、デパートでも商戦が始まるので種類も沢山出て来ますね!
知人や仕事先にと多くの方から、お世話になったと言うことで贈られる方も多いことと思います。
贈り側では、自分の名前だけで贈る場合と連名で贈る場合に分けられますが、贈り物にのし紙が要らない場合もある事もあります。
このような疑問や贈るときに注しておきたいことをあげてあります。
お中元でのしを付けるマナー?
のし(熨斗)には、昔からの由来や歴史があります。
昔は薄く伸ばしたアワビを縁起物として贈り物に添えていた歴史があります。
その後の時代になると、昆布や紙が代用されるようになり、現在ではのし紙として利用されています。
最近では、のしも印刷されたものが多くなってきています。
のしは、ほとんどの贈り物にはつけますが、魚介類や肉などの生ものにはつけないとされています。
お中元をのしに書く書き方?
のし紙の表書きする部分の中央位置の上に、「お中元」・「御中元」と書きます。
のし紙の表書きする部分の中央位置の下には、贈る人の名前を書きます。
この名前の書き方ですが、フルネームで書くことが基本とされていますが、目下の方に贈るときには性だけでも良いとされています。
また、贈る相手によっては、連名で贈る場合も出て来ます。
このようなケースでの書き方については、目上の人を右にして、左側に次の人を書いていきます。
でも、目上の人がいたとしても出資している金額に違いがあれば、出資金額の多い順に書く事でも問題はありません。
人数的には、連名で書くときには3名までの書き方が一般的と言われています。
その反面、代表者名だけを書くこともありますが、このような場合には、「他 一同」・「外 一同」と代表者の左側に書けば良いです。
お中元でのし紙で注意しておきたい事
昔からの風習がいろいろあるのですが、知らない人も多くなってきています。
御中元を贈る人は、デパートで準備する人や通販サイトで利用するのが多いですが、デパートの御中元商戦の会場では、アルバイトの高校生も多く活躍しています。
全員がと言うわけでは有りませんが、のし紙の意味を知らないアルバイトがいるのも事実です。
このような場合には、御中元の熨斗紙を黒であっても使ってしまうこともることも現実におきていますので、贈る側でも注意しておかないと、先方に対してとても失礼になることもあります。
それなりの儀礼を知った人が、御中元等の売り場にいれば良いですが、このような事が難しいデパートもあるので注意しましょう!
まとめ
昔は、御中元を購入するところでいろいろ風習やのし紙の書き方を聞けば答えて貰えましたが、アルバイトの方が多いと聞いても答えが不安な事もあるので、最低限のマナーだけは自分で覚えておきましょう。