婚姻して永年過ぎると、お互い無関心で行き詰まっている方も多いと聞きますし
目の前にお互いがいるのに、LINEでしか会話が出来ないとか
ちょっと原点に戻って確認してみてはどうでしょうか・・・
婚姻の効力とは、次のような事ですので一度再確認してみても良いと思います。
・同居、協力、扶助義務
食事等を共にして、円満な夫婦生活を送り互いに助け合うことです。
会話が殆ど無い状況でも、洗濯って奥さんがしている事が多いでしょう。
・貞操義務
浮気をしてはいけないことです。
本人の自由という人もいますが、身勝手な判断と言われてしまいます。
例えば、夫に愛人が出来た場合についてですが、妻は愛人にたいして不法行為による損害賠償請求が出来ます。
不倫って法律上もいけないことです。法理の前に、道徳がありますが・・・
・未成年婚姻人の成年擬制
未成年の人が成人になってと見なされますが、お酒は20歳からです。
・契約取消権
片方からの威圧によって贈与したものは取り消せる意味です。
・夫婦同氏
お互い、同じ氏を名のることです。
夫婦別姓が議論されていますが、今の段階では同じ氏となっています。
次に気になる夫婦の財産はどの様になるのでしょう?
婚姻前に持っていた財産と婚姻した後の財産について考え方が違ってきます。
婚姻前の財産については、その人の特有財産として持っていた人のものです。
婚姻後に自己名義で得た財産はその人の財産となるのですが、夫名義で給料を貰っていたとしても
妻の協力が有っての話ですので、共有とするのが有力な考えです。